いわき市歯科医師会とは

　歯科医師会は、わが国の歯科医師社会を代表する唯一の総合団体であり、医道高揚や公衆衛生活動及び学術研修事業等を行っています。そのほか医道審議会や、医療審議会及び中央社会保険医療協議会(中医協)等政府関係の各種審議機関に代表をおくるとともに、日本医師会、日本薬剤師会等の関係団体とも緊密な連繋をとり、わが国の歯科医療及び社会福祉の発展向上に努めています。

　一般社団法人いわき市歯科医師会は、この日本歯科医師会に属する社団法人です。なお、弁護士＝弁護士会会員のように、歯科医師＝歯科医師会会員というわけではありません。歯科医師会加入は任意であり、歯科医師会への加入なしに開業することも可能です。しかし、健診事業に代表される公衆衛生活動や、行政からの委託事業の全てが一般社団法人いわき市歯科医師会会員によって行われています。一般社団法人いわき市歯科医師会は主に下記の活動を行っております。

公衆衛生関係: 市民の歯科保健を向上させ、それにより市民の福祉に寄与するため、積極的な歯科保健活動を実施しています。「歯の衛生週間」をはじめ、「お口の健康市民フォーラム」などを開催し、市民の皆様の健康の増進に努めています。
このほか、「乳幼児歯科健診」、「学校健診」、「事業所健診」、等を実施しています。
また、訪問歯科診療や、休日救急歯科診療、介護保険などにも積極的に取り組んでおります。
学術関係: 会員を対象とした学術研修事業を積極的に実施して、最新の歯科医学医術を日常の臨床活動に反映させています。具体的には、都道府県歯科医師会の協力による「生涯研修セミナー」の実施、「生涯研修フィルムライブラリー」の作成、講師を招いての「学術研修会」、毎月行われる「ビデオライブラリー」等を通じた研修事業を行っています。
さらに、会員の生涯研修に有効な支援システムを設け、研修内容の分類と単位制の導入によって自己の研修成果を評価する「日本歯科医師会生涯研修事業」を実施しています。
社会保険関係: 医療保険の給付における疑義事項の解明ならびに国民歯科医療を円滑に推進するため、社会保険研修会を実施しています。
医療管理関係: 医療廃棄物の処理等について、研修を行っています。　また、歯科介補者の研修事業および歯科助手の認定業務等を行っています。
広報関係: 会報『いわき歯報』を季刊発行しています。また、ホームページを通して市民の皆様への情報提供を行っています。
その他: 本会の交友団体としていわき市医師会といわき市薬剤師会があります。（本会を含めて三師会と呼称）。歯科関連団体として、歯科技工士会、歯科衛生士会、等があります。これらの団体と密接な連絡を保ちながら、本会の事業推進を図っています。